脳神経をゼロから学ぼう
* 脳神経は第I〜第XII神経まで存在し、全て脳幹部から発生しているが発生元の脳の部位が異なる。第I〜第III脳神経までは中脳、第IV〜第VIII脳神経は橋、第IX〜第XII脳神経は延髄から、それぞれ発生している。 * 嗅神経と視神経は厳密には中枢神経の延長であるが、歴史的に末梢神経に含めて考えられている。 * この12対が、脳から出る神経のすべてというわけではない。終神経、鋤鼻神経など、上記の12対に含まれない脳神経も存在する。人間では退化しているが動物ではよく発達しており、フェロモンを感じ取る役目があるといわれている。 * 魚類、両生類の脳神経は10対であるとされる。
准看護師の国家試験
脳神経の覚え方として使われる語呂合わせにこのようなものがある。 * 「嗅いで見る動く車の三の外、顔耳のどに迷う副舌」 * 「臭い指導者、三べん、外回し顔面! 内回し舌咽! 迷! 副! 舌!」(空手風) * 「急止した動く車が三転し、顔耳のど切り冥福した」 * "On Old Olympus Towering Top A Famous Vocal German Viewed A Hop." * "Oh, Oh, Oh, To Touch And Feel A Girl's Vagina - Ah, Heaven!" * "Some Say Marry Money, But My Brother Says Big Boobs Matter More!"(S:感覚、M:運動、B:両方) 脳神経障害関連疾患 第II脳神経 視神経は障害されると視覚異常が生じる。 両側の神経が完全に傷害されると全盲になる。しかし、部分的障害によっても多様な視覚障害が生じる。原因疾患としては視交叉を圧迫する下垂体腺腫や脳血管障害が多い。その場合障害部位にもよるが、両耳側性半盲(視交叉の外側からの圧迫による)、同名半盲(視放線の障害による)などが生じる。 第III脳神経 動眼神経の麻痺により対光反射、輻輳反射の消失が生じる。また外転以外の眼筋麻痺による複視もよく起きる。原因疾患としては脳動脈瘤、脳腫瘍、脳梗塞、糖尿病が多い。 第V脳神経 三叉神経の麻痺により顔面の知覚が消失する。また、咬筋の麻痺が起こる。 第VI脳神経 外転神経麻痺は動眼神経と同調して起こることもあるが、動眼神経や滑車神経に比べて走行する距離が長いため、外転神経単独の麻痺は頻度が高い。動眼神経と同様眼球運動に障害が生じる。ただしこの場合、支配筋である外直筋の麻痺により文字通り眼球外転運動に障害が生じる。 第VII脳神経 顔面神経の麻痺はその支配域の筋に影響するので、顔面の表情に影響する。また顔面神経の支配域は舌にも及んでいるので、味覚にも障害が出る。原因疾患としては最も頻度の高いのがベル麻痺(末梢性顔面神経麻痺)と脳血管障害(中枢性顔面神経麻痺)である。聴神経腫瘍摘出手術の際に障害される例もある。 第VIII脳神経 内耳神経の障害は前庭神経の場合平衡感覚の消失、蝸牛神経の場合は内耳神経(聴神経)の文字通り聴覚に障害が生じる。 第IX脳神経 味覚障害が生じる。ただし、顔面神経が舌の前部2/3に分布しているのに対し、舌咽神経が舌後部1/3に分布しているので、舌の全ての味覚が障害されるわけではない(※詳しくは、専門書を参考にされたし)。 第X脳神経 迷走神経は、中枢、末梢ともに広範囲に渡って分布する。したがって、迷走神経の障害は、傷害される部位によって問題となる状態も異なってくる。内臓に走行する内臓枝がなんらかの傷害された場合、消化管の蠕動運動に障害が生じることがある。また、中枢に近い場所で障害されると、嚥下困難、嘔吐反射障害が生じることがある。これを球麻痺と呼ぶ。 第XII脳神経 舌下神経は迷走神経に同じく、嚥下反射、嘔吐反射に関与している。したがって、舌下神経傷害はこれらに相当するいずれの反射にも障害が生じる。 なお、延髄が生命維持活動に最低限必要な構造であるといわれる所以は、延髄起始とするこれらの神経が、以上のようにいずれも呼吸、制吐、嘔吐、循環に関与しているからである、と考えられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TOEIC リスニング
「登録販売者」
速読
仮性包茎
マンションリフォーム